MEJAR長年積み上げたノウハウを結集銀行勘定系の共同利用型システム

社会的にも大きな意味を持つ「MEJAR」プロジェクトに関わる一員としての誇り

5つの地方銀行が共同利用するシステム「MEJAR」。当社グループ会社のNTTデータと横浜銀行様が中心となって2010年からスタートしたこのプロジェクトは、現在北陸銀行様、北海道銀行様、七十七銀行様、東日本銀行様が参加しています。
銀行の業務に欠かせない基幹システムを共同利用することで、銀行それぞれの開発や運用にかかる費用を削減し、業務の効率化に貢献することが「MEJAR」の目的です。その中で当社では銀行の入出金の仕組みやATMの運用など、主に勘定系処理のシステムの分野に携わってきました。
「MEJAR」は当社が担うシステム開発の中でも重要な位置づけになることに加え、社会的にも大きなインパクトを与えるシステム。銀行の運用に関わるシステムであり、銀行を利用する一般のお客様たちのお金、資産にも影響を及ぼすシステムに携わっている、その緊張感と誇りを持って日々の業務に向き合ってきました。

銀行の仕組みとシステムの構造。両方を深く理解して挑む開発業務

私が入社したのは、東日本銀行様が新たに「MEJAR」に加わるための対応を行うタイミングでした。そこでシステムのリリースに向けた開発の担当としてチームの一員に加わったのが、私のキャリアのスタートです。
システム開発に関する知識、そして銀行の業務についての知識も不足していた新人時代。とにかく現場での作業をしながら先輩たちから業務を学び、自分の担当している仕事がどんな意味を持ち、どのような動作をすることが求められているのかを考え、理解する日々が続きました。
既存の「MEJAR」の勘定系システムに東日本銀行様を追加すると一言で言うと、単純な仕事に思われるかもしれません。しかし実際には、銀行様それぞれが持つ独自の仕様があります。それらを上手く吸収し、さらに新機能を追加していくことが必要になるのです。
この開発を行うには、銀行の業務、仕組みをしっかり理解していなければ、信頼されるシステムをリリースすることはできない。そう気持ちを引き締めながら業務にあたっていたことを思い出します。
そんな複雑な業務に追われ、多忙な中であっても先輩たちは開発チームをひっぱり、スムーズに意見交換ができるような環境を作ってくれていました。目標となるような先輩たちに出会えたこと、それもこの業務に携わることで得られた大切な経験です。 東日本銀行様の移行対応だけでなく、休眠預金対応や積立定期預金WEB口座導入など、「MEJAR」の機能追加案件にも携わってきましたが、システムのリリース時は毎回緊張しますね。とにかく無事に動いてほしいと祈るような気持ちでリリース当日を迎えてきました。
行員のみなさんやエンドユーザーの方々が使いやすいシステムになるように、そのことを第一に考え、開発を続けています。
トラブルなくシステムが運用され、銀行様からもお褒めの言葉をいただいたことも、その後の自分の糧になっています。私は開発を進める際に、コミュニケーションを密に取ることを重視するようにしてきました。
銀行の方々は何を考えているのかを常に意識し、問い合わせをいただいたときは会話を重ね、お互いに不安や疑問を解消できるまでフォローを重ねるようにしています。
コミュニケーションを諦めない、それがプロジェクトをいい方向に導くカギなのです。

社会のニーズに応えながら、進化を続けていく「MEJAR」

「MEJAR」のプロジェクトは、社会のニーズに合わせて次々と進化を重ねていきます。銀行様のホームページと「MEJAR」の連携、銀行内でのタブレット端末使用のためのシステムなど、DX推進につながる機能追加案件にも携わる経験もでき、勘定系システム以外の視点から「MEJAR」と向き合う知見も得ました。
それにより「MEJAR」に今後求められる役割について、考えを深める機会も増えています。
私は自分の意見をまとめて、人に説明することが苦手だったのですが、このプロジェクトを通じてお客様である銀行様やプロジェクトのチームメンバーたちに、状況を伝えたり、作業を依頼することも多くなり、自然と自分の考えを伝える力が磨かれていきました。
現在はチーフという役割も得て、後輩の育成にも携わっています。自分の経験、現場で見てきた銀行様の業務の真意などを、相手の立場に立ったわかりやすい言葉で、丁寧に伝えていきたいですね。こういった現場で得た情報を次の世代に継承していくこと、それも当社が進める「MEJAR」の品質を担保することに繋がっていくはずですから。
今後はまた新たな銀行様が「MEJAR」に加わることが予定されています。そのための移行対応に向けて、チームの協力体制を高めながら、私自身の知識をアップデートしていかなくてはと思っているところです。
「MEJAR」という社会的にも、そして当社の事業としても重要なプロジェクトに関われたことで、システム開発メンバーの一員としてのスキルの向上だけでなく、人間的にも成長することができたと感じています。
私自身も日常生活では銀行のATMを利用し、通帳に記帳をする機会もある、このシステムのエンドユーザーの一人。身近に感じられるシステムの開発に携われることも、この仕事の面白いところですね。

MEJAR担当

PROFILE

2017年入社。経済学部現代経済デザイン学科卒。入社以来「MEJAR」開発グループの勘定系、DX推進業務に携わる。東日本銀行移行対応、機能追加案件、DX推進のための機能追加など、さまざまな開発案件に取り組んできた。2022年には育児休業、産休も取得し、現在は時短勤務制度を利用しながら、仕事と子育ての両立をしている。

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